手持ちのカードで戦う。
こんな記事がありました。
個人的に、腑に落ちたところが多かったので取り上げてみます。
これは私が常々、考えていることなのですが、
「就職が当たりまえ」って認識はどこから来るのだろう、と。
現在、自分自身が大学4年生なので、
新しい方にお会いする度に、「就職はどうするの?」って話になります。
もっと、多様性があって良いのに。と思うんですね。
この記事のなかでは、
「新卒が就職することの合理性が高過ぎる。」
と書かれています。
就職活動では、現状で出来ることを聞かれるのは勿論ですが、
どちらかと言うと、今後どうしていきたいか。に集約される気がします。
ポテンシャルで採用されるわけですね。
さらに、非常に解雇されにくいので、リスクが低く、リターンが大きい。
故に、こういう文化になってしまった、というところですね。
そして、本題に移ります。
「手持ちのカードで戦う」って話です。
この発想、非常にゲーム的で腑に落ちたんですよね。
私がプロとして、プレイしているタイトルにおいても、
自分の手持ちのカード(現状)を把握して、戦い方を工夫していけない人は、
いつまで経っても、大きく戦績が伸びることはありません。
※カードゲームではありません。
自分が大会で勝つことを目標に活動を始めた当初は、
手持ちの使えるカードが殆どありませんでした。
大会で主に使われるものは決まっているんですよね。
それが殆ど揃ってないなかで、チームに飛び込んだんです。
自分はそこで、カードを増やすという選択ではなく、
現状のカードで勝負するという選択をしました。
トライ&エラーを重ね、試行錯誤を重ね。
チーム内でも、自分が一番、このカードに関しては、
よくわかっている、上手い。と自信を持てるまでになりました。
こうして、このカードはコイツが一番上手い。
という認識を持ってもらうことができ、大会にも出させてもらえるようになった。
という経緯があります。
そんな感じだったので、腑に落ちたんですね。
で、これは、今、私が実現させようとしている、
プロダクトにも言えることだな、と。
自分自身でやれる範囲というのは限られています。
そもそも、自分だけで完結するなら、チームを結成する必要がないわけで(笑)
資金がないから出来ない、時間がないから出来ない、人脈がないから出来ない。
そういう、言い訳をする人はやはり多いのです。
なので、まずはやってみる。というのを大切にしています。
現状、自分ができる範囲でやり、
周りの人を巻き込みながら、少しずつ前進していく。
行動力やスピードで勝負していくのが、今のところ、最善かなと思っています。
プロトタイプの製作も始まる目前ですし、頑張っていきたいです。
それでは。