人の価値のおはなし。
こんにちは。
かなり、タメになる動画があったので、紹介します。
武井さんのお話のなかで、
「人が求める数=価値」
だという話が出てきます。
自分は、
「eスポーツ」と「VR」の2つの業界に浸かっています。
どちらも、まだ未発達の業界です。
「eスポーツ」のほうを例に挙げてみます。
一般的なスポーツと同じく、eスポーツにも様々なタイトルがあります。
それぞれ、そのタイトルが人気な国、不人気な国というのが存在します。
自分がプレイしている、「World of Tanks」というタイトルは、
CIS(独立国家共同体)を中心に人気があります。
アジアにおいて、他のタイトルと比べると、不人気です。
ゴールデンタイムでも、2万人前後の接続数しかありません。
CISだと数十万規模ですが。
2万人という数字は、日本だけでなく、アジア全体の話です。
これが、日本のみになると、数千人がせいぜいですよね。
先ほどの話に戻ります。
「人が求める数」
が価値なんですね。
毎日、数千人程度のプレイヤー数ですよ。
競技としてプレイしている人はさらに少なくなります。
そんな環境のなかでの、「日本一」という看板の価値って、
どのぐらいだと思いますか?
日本一、アジアでもトップ2には入ったことがありますが、
価値って薄いんですよね。
「eスポーツ」という言葉を知っている人。
言葉の意味を知っている人。
そのなかの、幾つかのタイトルを知っている人。
そのタイトルで活躍している、強豪プレイヤーの名前を知っている人。
…
…
…
どれだけ居ますか。
殆ど居ないんですよね。
だから、企業が参入してこない、お金が生まれない。
これが、プロとして活動できる人が少ない要因なんですね。
プロの看板を背負い始めて、以前より、確かに、
お仕事はたくさん頂けるようになりました。
それでも、まだまだ少ないんですよね。
生活できるレベルではないですよ、絶対に。
故に、自分は価値を高めていきたいと思っています。
プロゲーマーという経歴を経て、偉業を成し遂げた人は、
世界的に見ても、居ないと思っています。
今後、VRやAR、ないしはフルダイブが開発されていったときに、
ゲームの分野もかなり伸びていくと思っています。
そのときに、今の経験が生かせるんじゃないか、と思っているんですね。
ゲームのことはあの人に聞こう!フルダイブのことはあの人に聞こう!
そういう風に思ってもらいたいですね。
これから、フルダイブ技術の完成に向けて、尽力していくわけですが、
その過程でも、クオリティや自分のなかの価値で完結させるのではなく、
それを人が欲しがるのか、というところに着目していきたい。
これからも、どんどん発信していきます。
それでは。