Road to FullDive

フルダイブ実現までの道

大人になるということ

大人になるって何なんだろう。

 

ご存知の方も多いとは思いますが、僕の会社では日々の研究開発に加え、

ゲーム会社から業務委託を受けて、資金を得ています。

 

とは言っても、新規開発とかではなく、運営側の仕事です。

 

毎朝、委託元のオフィスに出社して仕事をしています。

スタイルとしては、普通のサラリーマンに近いですよね。

 

決められた時間に出社して。

決まった仕事をこなし。

決まった時間(深夜)に家に帰る。

 

完全にルーティンです。

 

求めれられることも、「起業家」のように開拓していくようなことではなく、

如何にミス無く、円滑にリリース日(更新日)を迎えられるか、ということです。

 

 約半年間ぐらい続けてきましたが、ようやく…。

 

「違和感」に気付きました。

 

自分が実現させたい夢、胸がアツく滾る感覚…。

歩いてる道を忘れかけてしまっていることに。

 

人間、夢を語ることを疎かにすると、

いつの間にか語れなくなるものなのですかね。

 

毎日、勝つことを考え、実行し、フィードバックを得る。

それが楽しくて、いつの間にか発信したくなっちゃったり。

そんな感覚はどこへ行ってしまったのかと。

 

よく言うじゃないですか。

 

日々が忙しすぎると、

自分が「好き」だったことが、「好きではなく」なるって。

正確には「好き」と感じれなくなるのでしょうね。

 

僕も気付けば、ゲームからめっちゃ離れた場所にいました。

 

そんな僕にとって、「大切な感覚」がちょっと蘇った機会がありました。

「闘会議2018」でのCoDの試合でした。

www.famitsu.com

実際に会場に行ってみてました。

国内トップクラスのチームが集まって、しのぎを削る。

 一進一退の攻防、真剣な眼差しの選手たちを見て、本当に「シビれた」んですよ。

 

そして、Rush Gamingが優勝したときに、

「これだよな、この感覚だったよな。」って。思ったんですよね。

 

最近、大きな「熱量」に触れることが少なかった、

僕の心に、ちょっと火が戻った瞬間でした。

 

そんな機会があってから、仕事しながら色々考えてました。

大人になってから「熱狂」することって本当に少ないんじゃないかって。

富を得る反面、大切な心をすり減らしているんじゃないかって。

 

みんな日々の仕事に追われて、

気付いたら情熱なんて感情とは縁遠いところにいる。

それが大人になるってことなのかな?と。

 

それが大人になるってことなんだとしたら、嫌だなと。

 

自分が好きなことを知ってて。

好きだから探求したくて。

好きだから結果出したくて。

そういうある意味、子どものような心はいつまでも持っていたい。

僕の尊敬できる人たちはきっとそんな人たち。

 

起業するってのは、つくづく自分と向き合わされます。

まだまだ無知過ぎるし、やりたいこととやれることのギャップも大きいけど、

それでも前に進みたい。自分に対して、好きと言えるように。