「日本ものづくりワールド 3D&バーチャルリアリティ展」に行ってきました。
6/22~6/24までの3日間、国際展示場で行われている、
「日本ものづくりワールド」にいってきました。
目当ては、もちろん、「3D&バーチャルリアリティ展」です。
元々は、工業部品や製品の展示・商談などがメインなので、
VRのブースは、会場の中でも、かなり奥のほうにあった上に、
規模も他のブースと比べて、小規模なものになっていました。
内容を見てみると、「不動産関連」が圧倒的でした。
物件の内見ができます、建築の過程がリアルタイムで見れます、
完成後のイメージが見れます、、
などなど。
こういった試みが行われているのは、以前から知っていましたが、
あまりの多さに驚きました。考えることは同じだな、と。
幾つかの企業さんのブースで体験させてもらいましたが、
かなり酔いますね…。
写真データをそのまま、転用できれば、かなり改善はされると思うのですが、実施されてた体験の映像は、CGな上に、無駄に移動できる設計でした。
実際の動きに合わせて、映像も動くなら良いのかもしれませんが、コントローラーで動かすので、違和感が激しいです。
足は動かさないのに、視点だけ動くわけですから。
コンセプトは同じですが、タブレットでも見れるということで、それも紹介してもらいましたが、変にVRで内見するよりも、よっぽど、好印象でした。
酔うということもないし、現実の映像データだし。
如何に、「動機付け」するかが、大きなポイントです。
VRに詳しくない人だと、HMDを被ることによって得られるものがイメージし辛いですし、酔ってしまう可能性もあるわけです。
タブレットで紹介されたほうが、スマートに感じますよ。
その辺りの話は追々としますが、
産業VRというのは、こういうものなのか。と、身に沁みましたね。
この現状を見て、残念に思う部分もありましたが、
個人的には、チャンスだと捉えています。
VRがどういうものなのか、
それを使って、どういった産業コンテンツを提供していくのか。
そこをしっかりと理解をして、開発をしているところは、
非常に少ないのが現状のようです。
VRの可能性はこんなものではない、と認知させていかなくては。
それでは。