ノンゲーム分野の発展性
「VRと言えば?」
と聞かれたときに、多くの人は、
PSVRを思い浮かべるのではないでしょうか。
PSVRは、プレイステーション(プレステ)なわけですから、
VR=ゲーム という考えになってしまうのでは、と思っています。
しかし、私はVRが秘めている、主な可能性というのは、
ゲーム以外の部分が大きい、と考えています。
スマートフォンが普及した背景も、ゲームではないですよね。
ネットが見れたり、SNSだったりするわけですよ。
勿論、ゲームもそのひとつであることに、変わりはないですが、
大きな要因かと言われれば、違う、と答えるでしょう。
最近では、VRの産業利用が始まってはきたものの、
まだまだ浸透率が低いのが現状でしょう。
VR=ゲーム となってしまうことに、
ある意味、危機感を持っています。
確かに、VRでゲームをすることは、没入感がありますし、
何より、新鮮な体験なので、楽しいことに間違いはありません。
ただ、ゲーム色が全面に出てしまうと、
その後の発展が難しくなっていくと、私は考えています。
例えば、VRを教育分野や、医療分野に利用していくことが、
第一歩になるのではないでしょうか。
「普及」という観点から見れば、ゲームというイメージは、
あまりに力不足ですから、日常生活を便利にしてくれたり、
楽しくしてくれるツールである必要があります。
それが、教育や医療だと考えます。
近い将来、VRで教育を受けたり、
訓練をしたりする時代が訪れるでしょう。
私も、VRゲーム開発をしていきますが、
「ノンゲーム分野」に大きな可能性を感じているので、
その方面でも、模索していきます。
それでは。